安南 絞り手茶碗(SSE22-46) 金繕いあり
12.5cm(径)×8.6cm(高)

 ハノイ近郊のバッチャン窯から出土

この手の高台が高い茶碗は本来輸出用ではなく、王宮で用いられたものです

日本に招来されて釉薬の滲みの印象から絞り手と呼ばれ茶人に好まれました

日本でも瀬戸を始めとして多くの写しが作られています


この作品はベトナムで巧妙な共直しがしてありましたが

当方で外し改めて金繕いを施したものです


直しがあっても、染付はペルシャの呉須を使っており、発色が素晴らしい作品です