杉本玄覚貞光 小服茶碗
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小服茶碗への想い |
コロナ禍によって、濃茶席での 回し飲みが憚られ、 |
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各々の茶碗で濃茶を喫することが多くなりました。 |
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そういう事情から、各服の為の小服茶碗を求められる事が多く |
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制作を始めたところ、自身で手に取って感じるものがありました。 |
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手のひらにすっぽり収まり、気持ちいいのです。 |
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信楽の古作の茶碗に「水の子」という名碗があります。 |
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一度手に取る機会がありましたが、小振りで
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まさに、掌中に自然があるとの想いが致しました。 |
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利休の時代、実はこの大きさの茶碗が主流ではなかったのか |
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という想いから調べてみると、一般的に大きいと言われる高麗茶碗でさえ |
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両手のひらにすっぽりと収まるような大きさのものが 結構あり |
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利休の想いを形に表わしたと言われる長次郎の作品も同じく |
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現代の作品に比べると、小振りです。 |
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侘茶の思想を改めて学んだ想いが致しました。 |
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今後、そういった視点から、各種の茶碗を手掛けて行きたいと思います。 |
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杉本玄覚貞光 |
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小服茶碗 |
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私どもは30数年来、杉本先生の委託を受け |
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販売・広報の代理、展示会の企画を行っています。 |
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岡崎市竜美西2-9-11 |
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ギャラリーREX(寺垣外窯企画展示室) |
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