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敷地面積 |
年間入場者数 |
年間売上高 |
ディズニーランド |
約30万坪 |
2500万人 |
2,769億円 |
さて東京晴海にディズニーランドが、1983年オープンした。 アジアで初めてということや、 人口密集地の東京近くという背景もあって、 近年の入場者数は年間2500万人を越えている。 物凄い集客力だ。 タージ・マハールの白大理石も 姫路城の銘木や巨石、巨木も使っていないない。 鉄とコンクリートとプラスチックで出来ているのだ。 そのアトラクションを見に アジア各地から飛行機に乗って沢山の人がやってくる。
その規模を調べて、 いかにアイデアと言うものが大きな力になるか びっくりしてしまった。 なんと平成16年3月決算では 売上が2769億円になるという。 一日の売上が7億6千万円もあるのだ。 ディズニーランドの敷地面積は30万坪ほどだから、 ざっと姫路の42%だ。 売上にいたっては 世界文化遺産の姫路城の年間売上は ディズニーランドの0.55日分。 皆さん姫路城の年間売り上げが 東京ディズニーランドの0.55日分なのですよ。
僕は骨董という世界を通じて様々なものを見る癖が付いている。 どんなに優れた骨董でも 一生懸命磨き上げないと誰も見向きもしなくなる。 今日の我国の財政は非常に厳しい。 どんどん縮小していくことは間違いないだろう。 世界文化遺産+国宝のお城だって そのうち維持管理費さえ、 ままならなくなる日が来るかもしれない。 もっと深く考えれば地方の文化遺産や 美術館、博物館などが機能不全に陥ることは間違いないようだ。 それなのに関係者はその文化遺産で 町おこしや村おこしをしようとしている。
僕の子供のころ姫路城はあちこち白壁が落ちていた。 今の姫路城は金で磨きを掛けているようで 真っ白な白壁がピカピカに光っている。 ようはそのうち、 この巨大な建造物がわれわれの重荷になるに違いない。 売るに売れない豪華な家にサラリーマンが住んで 維持費に四苦八苦する姿が浮かんでくる。 たまたま4箇所の比較をしたが こんな見方で国の骨董品(文化財)を見るのも楽しいだろう。 ここから何か良いビジネスチャンスはないだろうかと考えている。
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